専業主婦は2億円損をする・橘玲著を読んでみた



収入面では損をしているかもしれないけれど・・・

確かに働かないことによって、2億円の収入が得られるかもしれない権利を、棒にふっているかもしれないけれど、負け犬の遠吠えじゃないけど、専業主婦はお金にかえることのできない、子どもとの幸福な満ち足りたゆったりとした時間を得ることができる、と一応反論したい。(子どものいる人、限定ですけど)

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専業主婦は2億円損をする【電子書籍】[ 橘玲 ]

ちなみにわが家にあったこちらの本はメルカリ様で売られていきました。(ドナドナド~ナ、ド~ナ。わかる世代ににしか通用しないネタですけど)

正直、2年くらいしたらそんなゆったりと流れる時間も嫌になってきてしまうけど・・・。(経験者は語る)

なので、我が家の子どもたちは3人とも皆、2歳から保育所に入りましたけど。
(田舎なので、待機児童なんてゼロなもので・・・しかも働いていなくても内職をしているということにして、民生委員さんからハンコをひとつ押してもらえれば、2歳からなら入所できます。おそらく1歳でも入所できるかも?でもさすがにそれは世間様の目が怖いのでできませんでしたけど。長女の場合はこのやり方で2歳から入所でした。次女、三女の時は超短時間のパート就労をしていましたので、一応入所条件は満たしていました)

なにを隠そう、私も結婚を機に、ブラック中小企業をやめて、絶滅危惧種となりつつある、専業主婦になりましたので。

そもそも生涯賃金2億円稼げる企業なんてそんなにないと思う

公務員は別にして、おそらく、私の場合は、ブラック中小企業で働き続けていても、決して2億円は稼げてはいないと思うけど。
その前にカラダかココロがぶっ壊れていただろうから・・・。

なので、バツイチの11歳年上の夫さんにめでたく?みそめられて?結婚したら働かなくてもいいよ、なんて甘い誘いにまんまとのり?というか私からしたらバツイチ&11才年上でも、それなりに安定して収入のある夫さんをゲットできたことは、その当時はめっけもんくらいの気持ちだったのですが・・・・。

時が経てば、現実がだんだんと見えてくるもので、いつでも仕事辞めたい病に取りつかれている、うつ病気味のリスキーな夫さんと毎日顔を合わせる、日々が過ぎていくと、正直こっちの方が気がめいってきますから・・・。

この現実を打破したい、という強い衝動にかられてきます。
専業主婦なんて時間がありあまりすぎて、とてもじゃないけどやってられません。
大昔のように一日中家事なんてしなくても十分やっていけるのですから。
って、いうかやりたくありませんから・・・。

あまりにも暇すぎて、自分自身がどうにかなりそうになってしまいますから。
家事、育児をしていても、誰も自分のことなんて評価してくれませんからね。(夫さん含む)

おそらく、正常な精神の持ち主ならば、自分の存在意義を家庭の中だけでなく、家庭の外にも求めたくなるものです。

そう思わない人はよっぽど社会と関わりたくない人か、意地でも働かないぞとココロに決めている人でしょう、きっと。

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専業主婦は2億円損をする

2億円は稼げなくてもいいじゃないか

専業主婦を貫き通したら2億円損をするらしいけれど、パート主婦はいったいどれくらい損をしているのでしょうかね?半分くらい?1億円?

でも、パートの身分は気楽なものです。
重圧もなく、一応好きなときに休めます。
それで、ある程度の自由が得られるのであれば、それで十分だと思いますけど・・・。

そんなこと言っているから、いつまでたっても女性の社会的地位が向上しないんだ、なんて怒られそうですけどね。

私の場合はある意味、仕方なしにこの道を選んでいますけど。っていうか、バリキャリの道なんて私には初めから閉ざされていましたからね・・・。そんな学力も、容姿もありません。

おそらく、この本は著者が想定するような、専業主婦を目指そうとしている、独身女性なんて読まないのではないでしょうか?

いくら、2億円損をするよ、とわかっていても、そうするしか道のない人なんてたくさんいますから。
働き続けたくても、働けない。

働きながら子供を育て続けるって、大変ですから。
誰かが責任をもってきちんとしなくてはなりません。
一人目はできても、二人目、三人目・・・となると心が折れていくことでしょう・・・。

2億円得をするとわかっていても、あえて、いばらの険しい道を歩みたいなんてこころから思っている女性なんていますかね?

そんな人はよっぽど、学力があって、ある程度容姿端麗で、自分の未来は明るいんだと単純に信じられる人だけでしょうから・・・。

世の中、そんなに甘くはありません。

だれもが、ある程度のところで妥協して、それなりの人生を歩んでいくのではないでしょうか。

自分の実家の近くに家を構えて、実母をうまく利用して子育てを実母に頼める人は例外でしょうけど・・・。←このやり方が一番正解だと思う。

なんか、自分は既婚で子どもがいても、負け犬と自覚しているので、この類の本を読んでしまうと、正直凹みます。

この本にあるように、好きなことをしてある程度の生活ができるニューリッチな人たちがうらやましいな、なんて思ってしまう層ですから・・・。

だれもがそんな道を歩めたらいいけど、それは一部の人にか歩めません。

世の中の大半の人は、著者のいう、マックジョブを続けて一生を終わっていくのではないでしょうか?

そもそも、本を出版できるような身分の人、というのは好きなことを選んで人生を歩んできたわけで、そのような方々には、マックジョブでしか人生を生きられない人の気持ちなんか、これっぽちもわからないでしょうね・・・。

著者の近著の幸福の「資本」論も読んでみましたけど、やっぱり自分が幸福ではない、と思っているから著者に反発してしまうのでしょうかね・・・。
橘玲著・幸福の「資本」論を読んでみた

パートタイム労働者の賃金をもっとあげろ!

日本はパートタイム労働者の賃金が、フルタイム労働者の賃金と比較するとおそろしく低いそうな・・・。
フルタイム労働者の賃金を100とすると、パートタイム労働者の賃金は、ドイツ、フランス、スウェーデンでは8割前後なのに対し、日本は5割~6割ほど。

労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2016」より

フルタイム労働者になって残業もバリバリこなして、こき使われて、子育てもしつつ2億円を必死に稼ぐか、パートタイム労働者に甘んじて責任は逃れつつ、でもほどよく自由は確保しつつ、1億円を稼ぐかの選択。

この書籍の企画を持ち込んだのは若い女性のようですから、まだ先の人生にどんなことか待ち受けているかなんて、未知の世界でしょうから、なんでみんなもっと働かないの?働きたいと思わないの?と疑問に思ってこの書籍の企画を立ち上げたことでしょう。

2018/2/3追記
どうやら、企画を持ち込んだのはバブリー世代のキャリアウーマンらしいです。
1962年生まれ。
追記終わり

自分の好きな仕事に人生の初めに出会えて、この先もこの仕事をずっと続けたいと思える人は本当に幸せな人です。
そして、その仕事を続けられる周りの環境に恵まれる人も、また幸せな人です。
私の周りにもそのような人々は多々いらっしゃいます・・・。

夫婦ともども、某有名企業にお勤めしながら、子育て(一人)も頑張っている人。
夫婦ともども国家公務員で、3人の子育てをしている人。(都内の公務員宿舎にお住まい)
夫婦ともども教員で、妻実家近くに家を建て、実母の力を借りながら2人の子育てをしている人。
夫・国家公務員、妻・歯科医師で都内一等地の公務員宿舎にお住まい(子ども2人)

絵に描いたような幸せな人生ですね・・・。私からしたら・・。
2億円がっちり稼げそうです。
夫婦で合算したら5億も6億もいくパターンですね・・・。

いつもはこの方々とは交流はないですけど、毎年年賀状のこの時期になると、この方々のことを目にしますので、心がズドーンと落ち込みますが。

同じ高校に通っていた仲間たちですけど、その先の人生が違ったパターンです。

中には同じ仲間でもこんな人生の人たちもいらっしゃいます。
40代独身。でも某有名企業にお勤め。(2名ほど)

40代、結婚しているけど、子宝に恵まれない人。(でも海外生活経験あり)

人生いろいろ。
自分の置かれた環境で、というか自分が選択してきた人生の結果を素直に受け入れられるかどうか。

専業主婦からの脱却劇も読んでね
わずかだけど、ただの自治体臨時職員にもボーナスが支給された

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2018/1/2追記

ハウスワイフは本当にヤバイのですか?

「専業主婦は2億円損をする」の1時限目には専業主婦はカッコ悪い、欧米では自己紹介で「ハウスワイフ」といおうものなら、白い目で見られる、と書かれているのですが、先日古本屋さんでこんなタイトルの本を目にして思わず買ってきてしまいました。

「ハウスワイフ2.0」エミリー・マッチャー著/森嶋マリ訳 文芸春秋刊。
定価1600円のところをなんと108円で売られていましたけど・・・。

古本なのに帯もついていて新品同様だったのですが、帯にはこう書かれています。

「キャリア女性の時代は終わった。私たちは会社に使われない新しい生き方をめざす。」

裏表紙の帯には

「不況が長引くアメリカにおいて、20~30代の高学歴女性のあいだで”主婦回帰”の流れが起きている。
衝撃的な事実をハーバード大卒の女性ジャーナリストが詳細にレポートし、アメリカの有力紙にて論争を呼んだのが本書である。(中略)
本書には冒頭から、多くの事例が登場する。法律事務所に復帰せず自宅キッチンでカプケーキを作って売り出した31歳の新米ママ、広告関係の仕事を辞めて、クラフト・フェアで手編みのマフラーを売るようになったブルックリン在住の女性などである。
彼女たちに一体何が起こったのか。アメリカの女性進出の流れは後退してしまったのか」(解説より)

ちなみにこの書籍は2014年に翻訳されて発行されていますので、アメリカでの現象はこれより少し前のことと思われます。

この本を読む限りでは、会社というのもに嫌気のさした女性たちは家庭に返り、主婦業を楽しみつつある、と書かれているのですが・・・。
やっぱり男女平等の進んだアメリカにおいても、子育て中の働く女性は肩身の狭い思いをしながら働かされているようです。

そこまで嫌な思いをしてまで働かなければならないの?と気づいてしまった女性たち。
生物学的に女性の本来のすべきことはやっぱり産み、育てることなのでは?と気づいた人達なのでは?と思わされます。

もちろん本来ならば、産み育てることができる女性という存在を、最大限尊重される社会が一番望ましいのですが、そんな社会はいったいいつになったら実現するのでしょうか?

少子化、少子化って騒いでいるけど、子どもを産んだら子育て費用+母親の生活費を全額支給します、ということにしたらきっとだれでもジャンジャン産むでしょうね・・・。
子どもを産んだら大変になるのがわかりきってきるから、みんな躊躇もしくはあきらめているのです。
本当は産みたいし、子育てもしてみたいのに。

だって、子どもから全面的に愛される数年間というものは、本当に満ち足りた幸せな期間ですから。
夫から愛されることと比較にならないほど愛を感じられますから。
自分がこの世に生まれてきた意味を実感できますよ。

日本の女性たちも気づいてしまったのだと思います。
魑魅魍魎意味不明の男性中心社会で働くより、家庭の中で自分の自己実現をはかりたいと。

でも、それも手作り品を売って自己実現は難しいとは思いますが。
才能と、センスと、商才がなければ成功しませんし・・・。(経験者は語る)

まあ、ハンドメイドは日本でも流行ってはいますけどね。
女性の中でもごく一部の人だとは思います。

そうそう、ハンドメイド品ばかり買ってはいられませんし。

結局、ある程度子どもが大きくなったら、パートタイマーで社会復帰となると思います。
一部の成功した人たちだけがハンドメイド作家やブロガーとして世に出てくるのだと思います。

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2018/2/3追記
子どもが1人なら、育休とって、会社復帰もできるでしょうけど、2人、3人ともなると、周囲の支えが手厚くなければやっていかれないでしょう。

結局は、自分をとるか、子どもを含む家庭をとるの選択。

子育てが一段落したら、また働けばいいのですよ。
でも一度途切れたキャリアは二度ともとには戻りませんけどね。

それでもいいじゃないですか。

子どもとの時間、自分の時間を大切にできると思えば。

そのうちにチャンスもまた巡ってくるさ・・・ということで。

これからの時代は働き手が少ないから、逆に女性の力が見直されるのではないかと、私は期待していますけどね。

その時、その時に神様から与えたれた自分の使命を粛々と果たすのみです。

そう考えると、女性の使命とは子どもが産める年齢のうちに、子どもを何としてでも産むことではないかな・・・と思います。もちろん諸事情でできない方は無理ですけどね。

子育てにしてもしかり。

その時しかできないことですから。

精いっぱいやり尽せば、また次の道が開けてくるものです。

子どもはあっという間に親の手を離れていきますから。

その時に焦らないように、今自分ができることを、家族に迷惑がかからない程度にするのみであります。


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