私が感じている孤独を確認するために読んだ本


やっと私と同じ孤独を感じる人に出会えたかも?

「孤独の達人 自己を深める心理学」諸富祥彦著

こちらの著者の本はほかにもいろいろと読んでいますが(壮絶な青年期をお過ごしのお方です。)こちらの本はぐぐぐーっと心に響きました。

最近は夫さんとの間の高い壁を感じることが多く、孤独感を強めていただけに、孤独について書かれている本を多数読んでいたのですが、ようやく私が感じる孤独というものについて書かれている本を見つけた次第です。

著者は孤独にはおおまかに分けて3つある、とおっしゃておられます。

①非選択的な孤独
パートナーがいなかったり、友人ができなかったりして、必要なつながりを持てずにいる、つらくさみしい孤独。

私は一応、結婚して、子どももいるので、この孤独の不安からは一応、解消されました。

②選択的孤独
こちらは、ひとりでいることを主体的にむしろ選んでいる孤独。

私はおひとりさま、なんて言葉が世に登場する以前から、おひとりで飲食店へ行っておりましたので、とっくの昔に、自ら選んでいます。

③実存的な深い孤独
一人黙して自己の内面深くに沈潜する孤独

私が今、直面している孤独はこちらの孤独である、と思われます。

読んでいて、得られた気づき
私は回避性愛着障害である、ということ。(それは前から気づいていた)
夫さんにすら心を開けない、というかもうこれ以上私は傷つきたくはない、ということ。だから私は傷つかなくてもいいように、もう夫さんと会話するのをやめてんだ、ということに気づきました。
夫さんはおそらくアスペルガー気味ですから、もうこれ以上、本当に私は傷つきたくはないし、夫さんに気を使うのも、もうイヤなのです。

私は私を守るために、夫さんとは会話をしない、と決めたのです。

そして、私の夫さんとは、深くわかり合える人ではない、と私が思ってしまった、ということ。
とてもじゃないけど、私が感じていることを夫さんに、話しても理解してもらえるような高尚なお方ではありませんので、はなっから、この孤独感を共有できるとは全く思っていません。

私が思うことを素直に話して、共感してくれるような人が夫さんであったならよかったのになぁ~としみじみ思いました。

私自身も、誰に対しても、それは夫さんに対しても心を開けない人なので、夫さんにすら私の本心を隠してきたところがあるので、仕方のないことなのだけれど・・・。

だから、ますます孤独になっていく・・・・。

でも、この本の「おわりに」を読むと、諸富祥彦氏もこういっておられます。
以下引用

私は孤独である。
しかも、かなり、徹底的に孤独である。
私はこれまでの人生で、そもそも、「誰かに本当に理解してもらえた」「本当にわかってもらえた」と思ったことがない。

引用終わり

またこうも、おっしゃっておられます。
以下引用

人間、どんなに孤独であっても、それを引き受け、自分に人生でやるべきことをやり、自分の人生に課された使命をまっとうしていくしかない。
この、すべての人間に共通の当たり前の真実を我が事として引き受けたとき、孤独であることが、ストンと腑に落ちることがある。人間誰でも、孤独なのだ。家族がいても、恋人や愛人がいても、結局心の中では、同じような孤独が潜んでいるにちがいない。人間は結局、一人なのだ。

引用終わり

すごく当たり前のことなんだけど、あらためて断言してもらえると、私っておかしくないじゃん、と思えてきます。私だけが悩んでいるわけではない。

私という人間を私ですら完全に理解できていないのに、私以外の人が私をわかりようがないじゃないか・・。それでいいんだ。

逆説的だけど、深い孤独を味わっているときにこそ、私を超えた何かとつながることができる、と著者もおっしゃっておられます。

うんうん、わかる、わかる。
ひとり静かに考えるときをもって、初めて気づくことできる感覚。

「あなたがこの世に生まれてきた意味」
「悩みぬく意味」なども名著でしたが、こちらの本も名著でした。