本業はやっぱり難しい。出口の見えないトンネルのよう。



本業、といってもただの役場の臨時職員なのですが・・・。
業務内容は、不登校児童生徒が通う教室の運営。
いわゆる「適応指導教室」とかつて言われていたところです。
今でも、ほぼ「適応指導教室○○」といった感じでネーミングされていますが・・・。
でも文部科学省はこの「適応指導教室」という大変イメージの悪いネーミングを必死に変えたいらしく、現在ではさかんに「○○教育支援センター」という呼び方へ変えたがっているようです。

いったいこの「適応指導教室」ってネーミングはだれが考えたのでしょうね?
「適応」できていないダメな児童生徒をむりやり「適応」させてやる感がプンプンしていますね・・・。

でもだからといってすぐに「○○教育支援センター」と改称するのもスムーズではない。

なぜならいわゆるこれまで存在していた「○○教育センター」(支援)という言葉が入っていない、従来までの教育センターというものはすでに各市町村に存在しているわけで、そこへ新たに「旧適応指導教室」というものを「○○教育支援センター」と安易に名称変更してしまったら、おそらく内部事情を知らないであろう一般市民は混乱してしまうからでしょう。

でも文部科学省さまは、これからこの「旧適応指導教室」を強化して、いわゆる学校へ通うことのできない児童生徒はこちらへどうぞ、といわんばかりにこの「旧適応指導教室」の権限を拡大させていっているように思います。

でも初めに申し上げましたとおり、そこの指導員はただの役場の臨時職員です。
まあ、他の市町村では退職された校長先生や教員の方々が指導員をなさっているところも多々ありますが・・・。それでも正規の教員ではないでしょう。

権限を拡大したことろで、正規の職員ではないものの発言権がどこにあるのでしょう?

この「旧適応指導教室」の職員に限ったことではありませんが、正規の教員のみを優遇して、それ以外の子供にかかわる仕事のの職員は非正規でいい(たとえば、児童館職員や学童の職員なども)、といった安易な考えはそろそろやめたほうがいいのでは?とも思います。

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