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我が家のポンコツAI夫。ディープラーニングしすぎでしょ。


ふろそうじ編

我が家のポンコツAI夫さんは・・・
おふろそうじ=浴槽の内側をスポンジでこすって洗うことだけ、と認識しているようである。
長女妊娠中に自ら願い出てこの業務を請け負ったわけなのですが、13年たった今でも、残念ながらこれしかしていない。
君の高機能AIカメラには、フィルターとか、排水口、とか鏡にこびりついた水あかとかは映し出されないのかしらね?
ポンコツすぎでしょ・・・・。

ふろそうじの裏にある「名もなき家事」いろいろ・・・
フィルターをきれいにする。
排水口をきれいにする。
ふろのふたをきれいにする。
ステンレス(カラン)についた水あかをきれいにする。
カビ取りをする。
ドアのさんをきれいにする。
換気扇をきれいにする。
天井のカビをきれいにする。
シャンプーやボディーソープが置いてあるところをきれいにする。
シャンプーやボディーソープを補充する。

ふろそうじを請け負うということはこれらを全部引き受ける、ということです。本来は。
最初の機能が「風呂の浴槽そうじしか設定されていない」にしても、本物のAIなら13年もあれば自然と学んでいくでしょう・・・。
ということは、つまり夫さんはAI以下、ということ。

残念ながら東大ロボくんにも負けますね。

周りの状況を読み取らなくてもいい風呂掃除ですらこの状態なのですから、もっと高度なAIを要求される他の家事はできなくて当たり前なのですが・・・。

食器洗い編

当たり前ですけど、食器を洗う、とは「食器」を洗うだけではないのです。
高度なAIなら「食器を洗う」=「洗う→拭く→片づける」という一連の作業を瞬時に理解できることでしょう。

残念ながら我が家のポンコツAI夫さんは、かつて「皿なんて洗っておいて、乾いたら片づければいいでしょ」と言い放ちました。へ
「へぇ~、乾いたことを見計らって、きちんと片づけてくれるんだ~」と一応返事はしたけれど、絶対にかたづけないでしょ・・・と心の中では思いつつ・・・

見事にこちらのポンコツAI夫さんは乾いた皿の上に新たに洗った皿を載せていく、というとんでもない芸当をやってのけたのであります。

以後、「洗ったら、すぐに拭いて、片づける」とプログラミングを修正したことはいうまでもありません。
おバカなAIすぎる~。

もちろんおバカなので、お皿の位置も正確に覚えられないので、よく間違えになられます。
いちいち、プログラミングを修正するのも面倒なので、壊れたままにしてありますけど・・・。

洗濯物編

洗濯物なんて、洗濯機で洗って、干して、取り込んで、たたんで、タンスに片づけるだけでしょ・・・とカンタンカンタン、と思っているポンコツAI夫さん。

いやいや、この一連の作業をいまだに一定のレベルでできてはいませんけどね。

もう、半分あきらめていますけど。

我が家では、というか私は、この「洗濯物」と「子どもの自立=お手伝いの一環として」をコラボして日々、過ごしていますので、もはやこうなったらポンコツAIな夫さんには理解不能レベルに達していて、誤作動をしています(笑)

どういうことかといいますと・・・
時と場合に応じて、子どもに手伝ってもらったり、もしくは自分で自分の分をやらせたり・・・とその時々に応じて臨機応変に対応しているわけであります。

その裏には、「自分のことは自分でしよう」、という子どもの自立を願っての意図があるわけなのです。もちろんそれを子どもたちひとりひとりが毎日できたらいいのですが、現実にはそうもいかず・・・時と場合に応じて子どもたちに依頼しているわけであります。

しかし、我が家のポンコツAI夫さんはなにを勘違いしているのか、その場にいない人の分はやらなくていい(主に私と長女の分ですけど)、というとんでもない芸当をやってのけるのであります。

自分のことは自分でしつつも、その場にいない人の分は、やってあげる、という心の温かさが一番大事なところなのに・・・。

ポンコツAI夫さんですから、そんなところまでディープラーニングできていませんから(意味がちがうけど)自分さえよけりゃいい、というとんでもない勘違いをおこしているのであります。

クソすぎますね。

やっぱり東大ロボくんの方が出来がいいと思うよ。