結局人は、人との関わりの中で悩み、苦しみ、涙し、そこで成長できるのだろうけど、私は夫さんとの関わりの中では、たった一人で苦しみ、もがき、悩んでいるに過ぎなかった・・・。
だから、もう苦しみたくないので、私から物理的に距離をとり、数年前から会話、ということをしなくなりました。ある意味、自分の心を守るために、私がとった作戦、というか行動です。
必要な時は、子どもづてに伝えるか、メモ書きで、貼っておくか、です。
こういう異常な状態が続いているのに、相変わらず夫さんはのんきなものです。
この状態の解消に乗り出そうとは一切していない。
もう、その、そういう心理状態の夫さんを想像するだけで、本当に私の心の中はざわざわとし、嫌悪感が体のなかに広がっていくのを感じています。
ここまでの状態になってしまったのは、ひとえに私が人とコミュニケーションを取ることが苦手だからです。
自分の思いや考えを相手に伝えられないのです。
それは子どものころからずっとそうなのです。
一番身近な人にそれができないのです。母親や父親に対して、そうだったのです。
まあ、伝えようにも、父と母は仲が悪く、それどころではなかった、というのもあります。
自分たちの人生で手いっぱいだったのですから。
子どものころからそういったトレーニングができていないのですから、大人になってもできるわけがない。
だから、夫さんの前でも、いい妻、できのよい妻、ものわかりのよい妻を演じてしまっていたのです。
ある意味、私って名女優?
でもそれは本当の私ではない。
だから、つらくなるのです。
つらいのです。
本当の私を生きたい、と最近は強烈に思います。
本当の自分でいたい、と。
でも、今はもう演じるのをやめた、というか夫さんの前では「無」の自分です。
まあ、ただの家政婦くらいの存在です。
ロボットよりもタチが悪いかも・・・。
感情を一切なくして、「無」の境地で夫さんの前では過ごしています。(笑)
でも、それはとてつもなく「孤独」でもあります。
一番近くにいるのに、なんにも心が通っていない。
こんなことを考えているなんて、夫さんは理解不能でしょうね・・・。
結婚、というか、夫婦というという学び舎では、本来学べるべきことを学ばずに、正反対のことを学んでしまった私。
さて、ここからどうしましょうか?
もう一度、夫さんをこころから理解したい、とは微塵も思っていない私。
さて神様はこんな私にどんな審判を下すのでしょうか?