夢は夢、現実は・・・
キャリアウーマンなんていう言葉に憧れて、総合職で採用してもらって、バリバリ働いてみたい、結婚して、子どもが生まれても、絶対に仕事を辞めないで、続けるんだ、なんて夢を思い描いていたけれど、現実はそうもいかず、結局子どもが生まれたら専業主婦に・・・。
そもそもそんな夢を描けるよなキラキラな会社になんて採用されていない。就職浪人して、第2新卒で実際に何とか採用してもらったのは、おもいっきりブラックな飲食業界だった・・・。
でも先々の子どもの教育費を考えると、のんびり優雅に専業主婦なんてやってられず、とりあえずパートで職を見つける。
徐々に、働く時間を伸ばしつつ、いよいよ旦那の扶養から外れて、MAXまで働けるようにし、なんとかパート先で厚生年金にも加入させてもらう。(今、ココ)
なんかこの時代の流れを考えていたら、ふと思いついたこと。
今さらながら、気づいたこと
数年前からパート労働者も厚生年金に加入を・・・となってきたけど、これってもしかしたら、わたくしたちアラフォー既婚・子アリ・子育て一段落女子たちを、そろそろジャンジャン働かせて、税金も厚生年金もがっぽりかすめ取ってやろうなんていう、思いっきり上から目線の黒い思惑なのではないか・・・?と思えてきました。
え~今頃気づいたの~?なんて声が聞こえてきそうですが・・・。
だって、そうだよね・・・
この世代の人たちって、就職氷河期世代ですからもともとの正社員率が低いだろうし、そもそも正社員であったとしても、ブラックな企業で働かされて、とっくの昔にやめちゃってるかも知れないし・・・。もっとひどいと引きこもってるかも知れないし・・・。
だから、おそらくお役所のおエライ人たちからすると、この世代からかすめ取れる税収や厚生年金の掛け金が恐ろしく低い・・・ということに今さら気づいたのではなかろうか?
今から20数年前、非正規労働者をわんさか生み出しといて、働く人達ををモノのようにジャンジャン切り捨てて・・・私たちの世代へ給料をわずかしか与えてこなかった罰が今頃になって露呈してきたよ。
賃金が低い、年収が低いということはつまり、お上に納める税金、厚生年金も少ない、ということです。
だから今になって、これまでどんなに働く側からしたら、将来のために働いて、パートであっても厚生年金に加入させてもらえればいいのに・・・と願ったところでかなわなかったことが、ころっと態度を変えて、今度は思いっきり上から目線で、厚生年金に加入させてあげてもいいよ的な態度で圧力をかけてきた。
この態度の変わりようは一体なんだ?、
今さらもう遅いよ。
団塊世代を支える、団塊ジュニア世代が非正規雇用や引きこもりの人ばかりなのだから。(まあ、そうじゃない人いっぱいいるんだけど)
支えられませんよ・・・。
早急に対策をしないと、氷河期世代の反乱が起こるかもしれないぞ。
対策って言っても、この世代をなんとか職に就かせよう、正社員にさせようとしているみたいだけど、当事者として、今さら正社員なんかなりたくもないし、だって、自分よりも若い人達ばかりの職場で、イチから新人のように過ごさなければならないって・・・・。それだけでメンタルが確実に壊れます。
だからこの世代はダメなんだ、なんて声が聞こえてきそうですが・・・。
だって、もう十分すぎるほど、人生にくじかれてきたんだもの。
高校入試、大学入試、就職試験、婚活、妊活さんざん戦ってきたのよ、そして打ちのめされてきた。
今は子どものお受験とかもね。(私は田舎住まいなので全く関係ないですが)
もう、今さら立ち上がれないの。
もうなにも残っていないのだから。
だれか~今のままで十分だよ、と私たち氷河期世代アラフォー既婚・子アリ女子世代に言ってあげて下さい。