こんな本です。
文庫本なのでお手軽なお値段。
ちなみに私はメルカリで売ってしまいましたので、もう手元にはありませんが・・・。
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ちなみに同じ著者で、こんな本も出されています。
「夫婦脳 夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか」
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読んでみると、ほうほう、なるほど~、と思えることが多々。
まず一番の要点はヒトの脳は7年周期で変わっていく、ということ。
だから題名の通り、56歳から変わるのだそう。
28年周期で位相が変わるのだそうな・・・。
ヒトの脳は12歳までが子ども脳で、2年の移行期間をへて、おとな脳へ変わるとか。
(記憶形式の変換。全部を記憶していた方式=感性記憶から、類似記憶を引き出す方式に変わる)
13歳の脳(今まさに長女がそうですが・・・)は不安定で脆弱、誤作動をよく起こす、とか。
(自分自身を振り返ってもそうですが、長女と接していると、ころころと人格が変わるというか・・・)
13歳から15歳は新しい脳になれる調整期間ゆえ、睡眠が必要。子ども時代の体験が豊かなほど睡眠時間が長い。
この時期に子どもに自分の気持ちをたずねても答えられないことが多い=脳に答えが浮かばないか、とか。
14歳は特別な年齢。おとな脳の完成。おとなの感性が整った年齢、とか。
15歳から28歳までは単純記憶力。がむしゃらな繰り返し。目の前の課題をただひたすらこなす。勉強でもスポーツでも。入力重視。
29歳からは出力のとき。いらないものをより分けながら、失敗も重ねながら・・・。
失敗しても人のせいにしてはいけない。なぜなら失敗の原因を突き詰めないと脳が学べないから。
読んでいて救われたのは40代からはさらに取捨選択が高まり、自分に取って必要のない記憶が奥深くへ追いやられてしまうので、芸能人の名前がすぐに出てこないとか、人の名前がすぐに出てこないのは、決して老化現象ではなく、脳が正常に作動しているのだそう。
そして、40代の脳は正解が降りる脳になるのだそうな・・・。(うんうん、わかるこの感覚。物事の本質がわかるというか・・・)
一番、我が夫さんに読んでほしいわ~と思ったところは、(でも夫さんは基本私が読んでいる本になんか全く興味を示しませんが。そもそももうメルカリで売ってしまったので、家にもないのですが)
56歳を過ぎたら脳の働き方を変えることはできないので=これまで繰り返してきたことの達人になるだけなので、56歳を過ぎて困った人にはできるだけ関わらない方がいい、ということ。
本には、一目散に逃げる、その言葉を心で聞いてはいけない、相手にせず、気にしないと書かれています。
ちなみに夫さんは今年56歳になります。
困った人の一例として・・・
卑屈の達人
いばる達人
何もしないことの達人
ネガティブの達人
いや~、全部夫さんに当てはまるのですけど・・・(笑)
と、いうわけで、なるべく今後も夫さんには関わらないように生きていこう、と改めて決意したのでありました(笑)→家庭内別居状態を推進している私は正しい選択をしていたのだと、妙に納得。
そしてそして、さらにさらに
早くに逝く人は、死に向かうもっと前から脳が成熟しているとも。
ここを読んで我が夫さんの脳は残念ながら全く成熟していないだろうな・・・と推測できますので、「早くに逝く人」にはあてはまらないのではないかと思い至りました、残念。
ちなみに成熟脳とは、脳がその年齢をもって生ききった、とされるとき。
この世の秘密をみて・・・・。
ついでにおまけ。
同じ著者でこんな本も出されていますよ。
「恋愛脳 男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか」
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