本業(メインパート)で、不登校にまつわる仕事をしているので、不登校にまつわる現在の状況をざっくりまとめてみます。
そもそも学校へ登校しなくても、今はもう家で学べます。
わからないところへさかのぼっても学べます、すららなら
無学年式です。
2022年11月29日NHKの朝のニュースの中で、鳥取県教育員会がこの「すらら」を採用して、不登校の児童生徒の学習に取り入れていることが放送されていました。県の教育委員会として採用しているところはほかにもあるそうです。すべての県で取り入れてほしいです。
一刻も早く。24万人の児童生徒のために
鳥取県では不登校児童生徒の家庭での学習をサポートするための支援員がいるそうです。
もちろんYoutubeでも、授業動画を無料で配信して下さっている方もいるので、動画でも学べます。
すすんでいる学校なら、不登校児童生徒へ向けて、不登校児童生徒のいるクラスの全授業をオンラインで配信しています。
っていうか、コレ、基本中の基本です。
これをやっていなかったら、学校の怠慢です。
それでも、不登校の児童生徒は、遠慮して、オンライン配信された授業を見ないことも多いです。
わざわざ、自分のために配信作業をしてもらっている、という負い目を感じてしまうのです。
だから、学校へ行っていない児童生徒は、授業を配信してもらい、見ることができる権利がある、ということをもっと声高に文部科学省はいうべきです。何の負い目も感じることはないのに・・・。
もっと進んだ市町村では、不登校児童生徒へ向けた専門の配信センターを設けて、市町村内の児童生徒へ一斉に配信していたりもします。
これからは、このような流れになっていくのかな?とも思いますが、小さな市町村だと難しいとも思うので、都道府県単位でもやってもらえると助かります。
もしくは、フリースクール
今は、オンラインのフリースクールもあります。
または、支援室という名の適応指導教室
こちらは、各市町村単位で、どこでもあります。小さい市町村だとないところもあるけど・・・。
もう20年以上、この適応指導教室というシステムを文部科学省は推奨しているわけだけど、正直、不登校児童生徒全体の1割くらいしか通級していない。この現状というか、自分たちが推し進めたこの適応指導教室というものの敗北を認めた方がいいのでは、と思います。
もちろん、この教室へしばらく通って、学校へ戻ることができた児童生徒はたくさんいますが・・・。
ここへすら通うことができない、という児童生徒が世の中にたくさんいる、という現状をどうとらえているのだろうか?
適応指導教室へ通うことができない児童生徒は、どうすればいいのでしょうか?
進学は広域通信制高等学校という選択も
ここ数年で一気に広まったというか、認知された感があります。
高校卒業資格だけが欲しいなら、むしろこっちの方がいいのかも。
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