知る人ぞ知るかぞくのじかん
かぞくのじかん43号が届きました。
創刊号から年間定期購読し、ずっーと読んでいます。
季刊なので、年に4回届きます。
年間購読料は3500円。送料込み。
ちなみに今回の43号を買って、最後のページについているハガキで年間購読を申し込むと、新レシピカードがもらえます。
このレシピカードは、かぞくのじかんに掲載された歴代のレシピを、はがきサイズにまとめた使いやすいシンプルな仕様になっています。
歴代のレシピカード1,2を上記のはがきからも申し込むこともできます。
レシピカードはひとつ410円なので、その新バージョンを定期購読を申し込むだけでもらえるのはかなりお得だと思います。
当然ながら創刊号から申し込んでいた私にはそんなプレゼントはありませんでしたけど・・・。
でも実は創刊10周年を記念して、10年間定期購読をしていた読者には、昨年プレゼントでいただけましたけどね。
近年は置き場所にも困ってきたし、この雑誌のすごさをもっと広めたいとの思いから、折り目をつけずに丁寧に一読したら、地元の図書館へ寄付をしています。
43号が気になるお方はこちらからどうぞ。
楽天へつながります。
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今回の記事の中で心に響いたところは4つ。
真の夫婦生活とはなんぞや?
まずは、「いつからでも新しく 羽仁もと子のことば 真の夫婦生活へ」
前半の実生活に役にたつ、衣・食・住・家計関連でなく、ここ?と疑問をお持ちでしょうが・・・。
今の私には一番心に響きました。
全文を掲載したいところですが、それも難しいことですので、響いたところだけでも・・・。
もともとは「羽仁もと子著作集 第八巻 夫婦論」という本に載っているものなのですが、そこから抜粋されています。
現実の生活よりも、楽しい夢のような世界が、より多く二人を支配している新婚時代が、おいおい襲いくる現実世界の刺激に目覚まされて行くさまは、ちょうど和かな月の光に包まれていた男と女が、明るい太陽の前に引き出されて、男は女の思いのほかに美しくないのをなげき、女は初めてありのままのうろうろしている男を知って、失望しなくてはならないことも少なくありません。ありのままの夫を知り、妻を知ることが、夫婦としての本当の生活にいるべき関門でございます。
とうの昔に新婚時代なんて過ぎ去ってしまいましたけど、改めて、読んでみると胸に響きます。
続きは・・・
もしも妻が夫の欠点のために、自身ならびに家庭のうくる苦痛を訴えて、その反省を求めようとしたならば、大概の場合において、ほとんど受け入れられる見込みはないものです。
さらに
とかくにわが不愉快に思う感情ばかりが先に立つのは、私たちの注意しなければならないことでございます。とっさのあいだにも、その感情を一転して、平和にことを処するだけの余裕をもっていたならば、多くの場合において、すべての家庭はかならず平和であろうと思います。
まだまだ続くのですが、気になるお方は43号を買うか、「著作集 夫婦論」でご覧くださいませ。
団士郎さんの木陰の物語で
若い学生さんへ向けたコミュニケーションに関する授業をした後のフィードバック用紙の中にこんな感想があった、と。
「興味のないことを、相手に気づかれないように聞く上手な方法ってどんなですか?」とか、
「私は他人に関心がなく、世の中の出来事への好奇心もほとんどありません。」など。
団士郎さんのしめくくりは
「形式でやり過ごす気遣い(感情労働)の疲労が個々人への関心をすり減らしてしまったのだろうか?」となっていますが、果たしてそうかな?とは思いましたが。
もともと人間なんて、他人には興味なんてそうそうあるものでもないとは思います。
そうはいっても世の中をうまく渡っていくために自分をごまかしながら生きていくとは思うのですが、今の若者は自分をごまかすのがイヤになっているのでないかな、とは思いました。=自分に正直でありたいと。
団士郎さんは長い間児童相談所等などで、相談業務にあたられていた方のようです。
子どもに生じる問題(たとえば不登校など)の背景には家族関係がからんでいる、との見解で、家族面接(カウンセリング)をかなり以前から取り入れられているようです。
著作も名著ばかりです。気になるお方は検索を。
雅姫さんのスペシャルインタビュー
これまでの人生が4ページに渡ってつづられています。
一読する価値あり。
小学生のこづかいちょうの使い方
お母さんが家計簿をつけるように、子どももこづかいちょうをつけている様子が掲載されています。
ちなみにわが子たち3人も年長さんごろからつけ続けています。
同じこづかいちょうを使っている3人兄弟を持つ人いわく、三者三様でお金の使い方、こづかいちょうのつけ方具合が異なる、と聞いてはいたのですが、我が3姉妹も、お金の使い方は三者三様です。
3人とも、お金を使ったらすぐにこづかいちょうを記入するのは素晴らしき習慣です。(母に似ていない。母も真似せねば・・・)
お金の使い方は、長女は結構ほしいものをすぐに買ってしまう。次女は使わないで貯めておいて、ゲームなどをバーンと買う。三女もすぐに使うタイプ。
今回紹介されているアイデアで、旅行先や出かけた時にもこづかいちょうを持って行く、という子がいました。
これはナイスアイデアだと思いました。
わが子たちにもぜひ取り入れさせたい。
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かぞくのじかん44号を読んでみた感想はこちら。
かぞくのじかん44号を読んでみた。夫婦のわだかまり解消に役立つかも?
家事はまかせないといけないのよ、上手に・・・。
婦人之友7月号の座談会「家事のまかせ方」誰に?どのくらい?