梅しごとスタートしました。忙しいけど今年も煮梅作ります。


6月になると煮梅を作る

毎年この時期になると作る「煮梅」。
青梅を砂糖で煮るものです。
これを作ろうと思ったきっかけは、
新潟県内では有名なお菓子屋さん「大阪屋」の夏の定番商品「流れ梅」の中に入っている梅だけをたくさんたべた~いとう欲求からでした。
(ちなみに全国発送していますので、興味のあるお方は検索してみてくださいませ)

「流れ梅」の中に入っている梅は小さな小梅ですが、私は普通にスーパーで売っているサイズの青梅で作ります。
流れ梅に入っている梅は本当に小さいサイズなので、どうやってあの梅を手に入れているのかも興味あります。
独自のルートがもちろんあるんでしょうけど・・・。

作り方は、婦人之友社から発行されている「四季のジャムと甘煮」という書籍をの中のレシピを参考にしています。

この本には煮梅だけでも4種類の作り方が掲載されています。

皮が破けないようにする丁寧な作り方から、たくさん梅があるときには重宝な簡単な作り方まで。

もう10年くらい毎年作っていますが、丁寧な作り方にもチャレンジしたこともあったけど、近年はだんだんと手を抜く傾向にあります・・・。

そして、今年初、昨日今年1回目を作り始めました。

なにが面倒って、うめのなり口を取るのが面倒なんですけど、今年は次女がお手伝いしてくれて、3kg分、全部取ってくれました。
おまけに、砂糖のしみ込みを良くするためと、皮が破けないようにするために、竹串で、梅ひとつひとつに対して、10か所くらい刺していかなければならない・・・・。超面倒な作業。

昨晩、うっかりして、穴を空けるのを忘れたまま、一晩、水につけてしまいました・・・。
大失敗です。

でも、一晩後に穴をあけてもしょうがないので、穴を空けずにそのまま決行です。
一応、本には、梅の皮が破けてしまうのを防止するために穴をあける、とあるので、皮がやぶけてもいいならば、穴はあけなくてもいいのではないか・・・と思い至りました。
見てくれが悪くなるだけなので。
そしてどんなに慎重に作ってもある程度は皮は破けてしまうので・・・。

一晩水につけたあとは、ごくごく弱火で一度火を通す。(レシピには7,8分とありますけど)
この加減がまた難しい。

そしてそのあとはごくごく細い流水で4,5時間水にさらす。

その後、水を捨て、梅の重さの60%の砂糖をかけ、しばらくおき、もう一度ごくごく弱火で火を通す。(←今ココ)
(ちなみにまたまた三女が熱を出したため、この気の遠くなるような梅仕事が今、できています。三女に感謝)

あとは、瓶を煮沸して、できたものを入れるだけ。
煮沸した瓶につめておけば、常温保存でも1年以上持ちます。

2018/5/24追記
丁度、1年前に仕込んだ煮梅は大事に大事に食べてきたので、まだ残っていますが、カビも生えず、大丈夫です。
追記終わり

夏のお楽しみの完成。

梅はもちろんそのまま冷やして食べます。

残りのシロップは水で割って、梅ジュースとして飲みます。これが、またおいしい。我が家の子どもたちには人気です。

この夏の楽しみのために今頑張るのです。

どんなに忙しくても。

似たような商品は検索すれば、あるのでしょうけど、値段も高いだろうし、味も好みでないでしょうから。

毎年、身近な人たちにおすそ分けしていますが、大変喜ばれます。

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