個人型確定拠出年金iDeCoの掛け金は家計簿上ではどう記載する?


予算生活の家計簿ではこう記入する

あくまでも個人年金(=預金)ですから、私が使っている「予算生活の家計簿」上でどのように記載するかをご紹介します。

予算生活の家計簿では「預貯金及び保険」というページがあります。
こちらはそのひと月に銀行の口座での出し入れを記録しておくページです。
そのひと月で通帳上ではプラスかマイナスかがわかるようになっています。

まず、こちらのページに個人型確定拠出年金iDeCoの掛け金が引き落とされている銀行名を書き、払戻欄に引き落とされた金額をそのまま記載します。(私の場合は23000円)

銀行の口座からは確実に引き落とされていますから。

でも実際は個人年金として預金(というか私の場合は投資ですけど)しているわけですから、このページの別の欄に実際に年金としてかけている金額=手数料を差し引いた金額を預入欄に記載します。(私の場合は22833円)

決して、23000円全額が預金(投資)できているわけではない、ということです。

そしてこの予算生活の家計簿の費目分けでは特別費になるのですけど、手数料167円を特別費の欄に支払額として記載しておきます。(実際に払っている金額ですから。167円×12か月=2004円)

そして、保険払い込み額の欄に他にもかけている保険の金額とともに記載する、という手順です。

年金や貯蓄性のある保険というのは、預貯金と同じ扱いですから。

文章で書いただけではよくわかりませんね。

おそらくこの「予算生活の家計簿」を長年使っている人でさえもよくわからないかもしれません。

でもこの「予算生活の家計簿」ではお金の流れは上記のようになります。

もし、60歳になって掛け金の払い込みが終わって、投資の利益が出ていれば払戻す時点で、利益を収入として書きます。
もちろん損失が出ていれば、損失として差し引かなくてはなりません。

こんな面倒なことをきっちりやっている人はほかにはいないかもしれませんね。
私も確定拠出年金iDeCoを始めた当初は、23000円だけを銀行から差し引かれているだけ、と思っていましたが、よくよく考えると違うぞ、ということに数ヶ月たってから気づきました。(当たり前ですね。毎月手数料が差し引かれた分を投資しているのですから)

新しいことを始めるといろいろと面倒なことが生じてしまいますね。

それでも、お金の流れをきちんと把握しておくことは大事です。

ネットやスマホ上での決済がどんどん進んでいる今だからこそ、しっかりと自分の手と頭を使って、お金の流れを記録しておかなければならないと強く思います。

2018/5/29追記
始めた当初は、セゾン投信の投資信託をiDeCoで購入していましたが、さらに手数料が安い投資信託が登場しましたので、入れ替えました。どうなりますやら・・・?

60歳まで引き出せないけど、税制の優遇が受けられる
個人型確定拠出年金(iDeCo)やっぱり申し込んだ

私が申し込んだあとは、株価が値上がりしましたので・・・。
個人型確定拠出年金iDeCo加入4か月で手数料の元が取れた

2019年4月末現在

52万円ほどの投資額に対し、現在のところ21000円ほどの利益です。
あくまでも現在のところです。利回り4%ほどです。

2019年12月末現在

705102円の元手に対して、プラス77865円で、現在の評価額は782967円です。
イデコを始めて3年経過しましたけど、ふと気づきました。
利益を確定したい場合はいったい、どうしたらいいのでしょう?・・・と。
そこそこの利益になってきたので、一度利益を確定させようかな?と思ったのですが、はて?いったいどうするのだろう?と思った次第です。

まあ、売却して利益確定してしまったら、また一からのやり直し、になってしまうわけですから、このまま持ち続けた方がいのでしょうね、きっと。
「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」さんもたしかそんなことを著書で書かれていたような・・・。

今後株価が下落するかもしれないので、利益確定したいのは山々なのですが、とりあえず、面倒なんで、放置。
60才の時点で、株価が今よりも高くなっていることを期待します。
イデコすらも、60代まででなく、延長できるかも?みたいになってきていますからね・・・。
その時の好きなタイミングでどうにかしようと思います。

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