読んだだけでかなり凹んでいた
宮尾益知、滝口のぞみ著
2016年発行
前からこの本の存在は知っていて、2019年の1月に古本屋で購入して、一読して、ひどく落ち込み、そのまま放置して、すぐに記事にはできなかった本です。
気になるお方はこちらからどうぞ。楽天へつながります。
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そもそもブログというものをやり始めたきっかけが、「アスペルガーかも?な夫を持つ妻のブログ」というブログをyahoo!の無料ブログサービスで始めたのがそもそもの始まりですから。
そのブログは間もなくサービスが終了してしまうので、そろそろ記事をこちらのブログに移し始めなくては・・・とは思ってはいるのですが。
上記のブログを始めたのが、2016年4月末でしたから、かれこれ丸3年になります。夫がアスペルガーなのでは?と気づいてから。
その当時から状況は悪化の一途をたどり、夫とは一緒に出掛けない、必要なこと以外会話しない、寝室を別にした、休日昼食は夫の分だけ作らない・・・とどんどん夫とは距離をおくようになってしまいました。(絶賛家庭内別居中)
家庭内別居関連の記事はこちらです。
家庭内別居のリアル(我が家の場合)
家庭内別居中、どこで寝るか、どこで過ごすかは大問題
プチ家庭内別居40代夫婦の年末年始の過ごし方(我が家の場合)
私が私でなくなっていく
でも、それは思い返せば、私自身がこれ以上傷つきたくない、という一心だったのです。
本によれば・・・コミュニケーションや対人関係が苦手な人=アスペルガーな人が家庭をもつ→パートナーが苦悩する、なのであります。
そして、妻は無力感、孤独感、絶望感に悩まされるのであります。
だって、意思疎通ができないのですから・・・。
ちなみに私も孤独感じています。めぐりめぐって、そもそもの大元の原因はやっぱりアスペルガーだからなんだよね・・・って気づいたってことです。
私が感じている孤独に関する記事はこちら
既婚子ありでも孤独。やっぱり孤独からは抜け出せない。
結婚しているのに感じる孤独
私が感じている孤独を確認するために読んだ本
普通の夫であれば、上記のような態度を妻がとれば、なんらかの返答があるとは思いますが、残念ながら我が夫さんは、おそらくアスペルガーだと思われますので(私がアスペルガーなのでは?と気づいているだけで、夫さんに伝えていないし、ましてや診断を受けては?などと言ったこともない)、私が上記の態度を取っても、なぜ妻がそのような態度を取るのだろうか?と思いが至らず、相変わらず至って普通の生活を送っているのであります。(だって、相手の気持ちを想像することが苦手なのですから、アスペルガーな人は・・・)
普通であれば、「離婚」の文字が出てきてもおかしくないような態度を妻がとっているにも関わらず、です。
家庭内別居が成立するのは夫がアスペルガーだからだと思う
おそらく二人の間にさして問題がないと思われるのに(妻側はおおいに問題ありと認識しているのですが)家庭内別居がなんの問題もなく成立している夫婦間というのは、おそらく夫さんがアスペルガー?な人達が大半なのではないだろうか、と思います。ちなみに我が家はかれこれ3年ほどほぼ家庭内別居状態ですから。(こんな状況でもアスペルガーかも?な夫さんはノー天気に毎日ヘラヘラしていますから・・・)
さてさて、改めて、夫さんはやっぱりアスペルガーだし、これからどうしようかな~ってことで。
おそらく、私が所有している本などのいくつか示して、あなたはきっとアスペルガーだよ、と言ったところでかわりはしない気がする。もしくは完全に開き直るか・・・。最悪、ブチ切れるか。
上記の本やそのほかの本を読んで、いまだ納得できないのは、なんでアスペルガーな人の周りの人が、アスペルガーな人に気遣ってあげないといけないのか、ということ。(まあ、一応自閉症の範疇に入るから、配慮してあげないといけない、ということなのでしょうけど・・・)
もちろんもって生まれた脳の機能の問題であるのですから、本人を攻めようがない、とは思うのですが、なんで私がそこまでしなくてはならないのか・・・ということ。
はっきり言って、私自身はもう疲れちゃいました・・・。ひとりで悶々と悩むのに・・・。
やっぱり夫はアスペルガーだと信じたい。カサンドラになりかけの妻より。
カサンドラ妻の体験記を読んでみた
アスペルガーかも?な父親をもつ子ども
せめてもの救いは、現在小3の三女が、父親のおかしな発言や行動を指摘し始めたことです。
小学3年生の子供に指摘される父親って、いったい・・・。
この連休中に私の実家へ帰省するのですが、実母にだけは夫さんはアスペルガーなのかも知れない、とカミングアウトしようか思案中です。
私が選択している行動の数々(実家へ夫を連れていかない、実父の一周忌に夫を呼ばない等々)の大元は夫さんがアスペルガーだからなのだ、ということを。
アスペルガーゆえに、私は大変傷ついていて、もうこれ以上私自身が傷つくのに耐えられないから、あえて距離をおいているのだ、ということを・・・。
決して、私自身のわがままのために夫さんをないがしろにしているのではない、ということを。
声を大にして言いたい。
ついでに言うなら、この連休中に義母、義弟と食事をする機会があるのですが、なんならこちらの方々にもいってやりたい。
あなたの息子=兄はアスペルガーかも?なんだよって。
昔からおかしかったでしょ・・・・って。
当てはまるフシがあるでしょって本を見せてやりたい。
ちなみにこの食事会にもちろん夫さんもお誘いしましたが、夫さんは自分の母親からの誘いにも関わらず、「行かない」と言い出し、なぜか私、義母、義弟、3人の子どもという奇妙な組み合わせで食事へ行くこととなりました。
まあ、大方予想はついてはいたけれどね・・・。
おそらく夫さんは受動型兼孤立型のアスペルガーでしょうから、これからますます周囲から孤立していくことでしょう・・・・。それでももう50代半ばまで、まあなんとかかんとかやってきたのですから、頑張って生きてこられたのでしょう。不思議なのは、自分はおかしい?と気づかないこと=気づけないのだけど、アスペな人たちは・・・。
おかしな行動、発言をする夫さんは周囲にはお見せできないので、まあ私としては願ったり、叶ったりですが。
iPhoneユーザー様用もありますよ。
もちろんアンドロイドユーザー様にも・・・。
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